石垣の修理工事
千國写真館
香川県丸亀市一番丁
丸 亀 城
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標高66mの亀山に築かれた平山城。
「石の城」と形容されている名のとおり、石垣は立派です。
三の丸
見返り坂を登ると三の丸である。海抜約五〇・五メートルの平地で、東方(左方)の眺めがすばらしい。
飯野山(讃岐富士四二ーメートル)がそびえ、その手前に土器川が右(南)から北へ流れ、その北に青ノ山が横たわり、更にその北に遠眺するは坂出市番の州工業地帯と
瀬戸大橋である。東南隅に巽櫓の跡がある。
土器川の東と城の南方は旧高松藩領でそれを見張る櫓であった。月見にはよい位置であったから月見櫓とも呼ばれた。
(説明板から)
平山城
丸亀城
石垣の美
一般に見返り坂と呼ばれるこの坂は、新緑の頃は楓の若葉が、秋は紅葉が楽りい。
右手頭上に三の丸の高石垣か、美しさと堅固さを誇ってそそり立つ。
石垣の上端で垂直に立ち、徐々に緩やかな曲線を猫き、遂に土に埋れる優美な姿は、丸亀城壁の美しさである。
この石垣の高さは約二二メートルあって、本丸まで三段の高さは四〇メートルに近い。
この城壁に丸亀城の風格を偲ぶことができる 
 (説明板から)
二の丸長崎櫓跡

長崎櫓跡は、石垣高約12m。東西5間(約9.4m)、南北4間(7.6m)ヽ石垣上部から約60cmの深さに礎石がありました。
平成3〜4年度の石垣修理工事で石垣内部の構造が分かりました。内部には土砂と礫を層状に固め版築した盛土があり、石垣と盛土の間には、安山岩の角礫を用いた栗石が約2m幅ありました。
栗石は石垣内の水抜きや土圧の緩和作用があると言われています。 (説明板から)
内濠
大手一の門(櫓門)
大手二の門(高麗門)
みかえり坂
(急な坂)
石垣内部にあった古い石垣

平成5年度にこの箇所の石垣(姫櫓跡と本丸北多聞跡石垣)を修理したとき、石垣の内部から石垣を発見しました。内部の石垣は、本丸のこの位置から約8m下にある亀山の岩盤上に築かれています。
鈍角に広がるしのぎ角をした隅角部分で高さ4m、安山岩を用いて積まれており、今も本丸北石垣から28mなかにあります。
この石垣は、生駒氏築城時の石垣と考えられています。 (説明板から)
姫櫓跡
瀬戸大橋が見える。
日本一小さな現存木造天守閣の内部(1660年築、四国内で最も古い)
三層三階の現存する木造天守閣
丸亀城天守閣
二の丸井戸
丸亀城天守閣
丸亀城の歴史
石垣修理工事
羽坂重三郎