千國写真館
いまぎりせき
あらいのせきしょ
とうとうみのくに
遠州 新居関所
渡船場の復元
新居関所
説明
新居関所は今切の関所とも言い慶長五年の秋徳川家康が新居の元屋敷に創設したが、其後、津波のため元禄十四年中屋敷に宝永五年現在の所に移転した。敷地は方約一町西に大門があって、明け六つに開き暮六つに閉じた。
常備の武器は長柄十本弓及び、鉄砲各二十五挺手鉈取縄三ッ道具等があった。女鉄砲手負死人及び首等は証文がなくては絶対に通さなかった。
始めは幕府の直轄であったが元禄十五年吉田城主に移管して明治維新に至った。今の建物は安政二年の改築で大正十年文部省から保護建造物に指定されたが、昭和二十五年文化財保護委員会から史跡として指定され更に昭和三十年八月特別史跡に指定された。 新居町 (説明板から）
静岡県浜名郡新居町新居【しずおかけん はまなぐん あらいちょう あらい】
