千國写真館
高賀渓谷

こうかけいこく

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高賀渓谷

蓮華峰寺
高賀山一帯には、その昔形も牛に似た妖魔が住み、これを藤原高光公が討ち留めたという伝説が伝わつている。藤原高光公は妖魔討伐を前に神々の加護を祈願して高賀に宮を建立した。また妖魔討伐後は高賀山一帯に再び妖魔が住まぬように幾つかの神社を建立した。蓮華峰寺は行基作の大日如来を安置するために建立された本地堂である。
天徳三年六月十三日に入仏、三ケ寺が建立されたが次々に増建立されて、一時七堂伽藍となった。建築物は、永正十四年六月二十三日の夜、大火で焼失したためそれ以後のものである。行基作といわれる大日如来像、天暦元年の銘が入った十―面観音像他円空がこの地で彫つたという仏像等は、現在全て高賀神社文化財収蔵庫に保管されている。またこの蓮筆鋒寺は、美濃西国八十八ケ所第二番の札所として訪れる人も多い。  (説明板から)

 明治の神仏分離令で高賀神社に在った仏像を、ここに移した。

地図リンク
岐阜県関市洞戸高賀【ぎふけん せきし ほらど こうか】