千國写真館
熊野速玉大社

くまの
はやたま
たいしゃ

地図リンク

熊野牛王符
熊野牛王〔くまのごおう〕(牛玉)とは、熊野三山で授与する独特の神札で、熊野権現のお使いと伝えられる烏で社名をあらわしているところから、俗に「おからすさま」とも云う。牛王の名称については諸説があるが、牛胆から得る牛黄(牛玉)という霊薬を密教で加持祈祷に用いられ、これお印色として護符に使ったので、牛王宝印と称したのであろう。
熊野牛王宝印は中世以後、いろいろの誓約に用いられ、熊野の修驗者及び熊野比丘尼によって全国に 配布され、これを家屋玄関に貼れば盗難除、病気には烏を切りぬいて浮かべた水をいただくと効ありと言う。
この牛王は厄払い、家内安全の神札としても尊ばれ、熊野詣での人々は、熊野牛王を拝受することを、古来からの慣習としている。  (神札説明書から)

八咫烏神社 (やたがらすじんじゃ)
御祭神 建角見命(たけつぬみのみこと)御由緒 当大社末社として、古くから丹鶴山麓に奉祀されていた、神武帝の道案内をせられたと古典に記され、熊野神の使者とも言われて交通安全招福の御神徳が高い。(説明板から)

 熊野三山 熊野速玉大社の御由緒
 熊野速玉大社は、第十二代景行天皇五十八年(約二千年前)に、熊野三所権現降臨の元宮「神倉山」から、現社地に新たに宮殿を造って遷宮したことから、旧宮の神倉神社に対して「新宮」と号したと言われています。御祭神は、熊野速玉男命(速霊雲)と熊野夫須美命(結霊宮)を中心に十二柱の神々を祀り、那智大社・本宮大社とともに、全国に祀る数千社の熊野神社の総本宮として仰がれています。  第四十六代孝謙天皇の御世、「日本第一大霊験所」の勅額を賜り、第五十九代宇多法王に始まる歴代上皇女院の御親拝は、四百年の間実に百四十度におよぴ、これを世に「熊野御幸」といいます。  過去世を救済し、現世の利益を授け、来世加護へと導く達玉大神の大神徳は、「滅罪と甦り」を説く熊野権現信仰として広く万民に受け入れられ、日本全土に熊野神社が祀られるに至りました。難行苦行の旅でありながらも蟻の熊野詣とうたわれるほど参詣が盛んとなり、今なお日本第一大霊験所・全国熊野神社総本宮として崇敬を集めています。境内には、熊野権現の象徴たる樹齢約千年の「なぎの木」が御神木としてそびえ、歴代の朝廷から賜った千二百点にもおよぶ国宝古神宝類ぼ、我国の至宝として一部を熊野神宝館にて展示しています。(説明板から)

和歌山県新宮市上本町1丁目 【わかやまけん しんぐうし かみほんまち 1ちょうめ】

日本第一大霊驗所  根本熊野権現 拝殿
Counter
熊野速玉大社
熊野速玉大社 御拝殿