5連水車設備の説明
1) 国道158号線側の山の山中より導水し(サイホン式)、有効落差28mを利用して、直径13m(1)の上掛式水車を回し、そのエネルギーで直径2.2mのひき臼を回して、そばの製粉作業をします。
このひき臼の製粉能力は最大で毎時25Kg(玄そば)になります。 又、現存する石臼では、屋内はもとより、世界でも最大級と言えます。
2) 中間の4.5m・5m・5.5m変速揚水式水車(2)(3)(4)では、水路より導いた水を揚水水路に流し、水車に取り付けた柄杓で、汲み上げて集水樋に流しその水を導水樋にて、直径3.6n(5)の胸掛け式水車と猪威まで導き、4連のつき杵(個々に稼働可能)とバッタリ杵を稼働させ、精米作業をします。
このつき臼(44g)に一斗(15Kg)の玄米を入れて、つきますと約20時間(水量により変化する)で、白米になります。
又、バッタリ杵で、玄米を入れて、つきますと約60時間(水量により変化する)で、白米になります。 以下省略(説明版から)
岐阜県高山市荘川町新渕【ぎふけん たかやまし しょうかわちょう あらぶち】