清正公駒つなぎの桜
能本城主加藤清正は、江戸からの帰りに松本城に立ち寄った。 城主石川玄蕃頭は、遠来の客を手厚くもてなした後、騎馬二頭を引き出し「土産にどちらでもお気に召した方を一頭差し上げましょう。」といった。
清正は志のほどを感謝して「貴殿の目利きで取り立てた駒を我らほどの目利きで選んでは誠に申し訳ない。
二頭共申し受けるのが礼儀と心得る。」といって二頭を頂戴して帰ったという。
これを伝え聞いた人々はさすが清正公と感じ入ったという。 この時駒を繋いだのがこの桜の木だと伝えられている。
「加藤清正伝」より 説明板から
松本城
埋の橋(マウスon)
太鼓門
本丸御殿跡
清正公 駒つなぎの桜
火縄銃が多かった展示品
しだれ桜